DETAIL

〈BIG YANK〉の核にあるのは、実用性と意匠性の両立。すべてのディテールには、現場での使いやすさに裏打ちされた明確な理由があります。山型のポケット“ヤマポケ”や左右非対称の“ガチャポケ”に象徴されるように、合理的でありながら個性的。機能美を追求したディテールが随所に息づいています。こうした要素を徹底して再現するモデルにも、〈BIG YANK〉の思想は脈々と受け継がれています。

DETAIL 01

ヤマポケ(山ポケ)

五角形に設計された左胸ポケット。ボタン留め部分を尖らせることで、手袋をしたままでも片手での開閉がしやすい仕様。視認性の高いデザインでありながら、作業効率にも配慮された、BIG YANKを象徴する実用的ディテール。

ヤマポケ(山ポケ)
DETAIL 02

ガチャポケ

左右非対称の胸ポケット構成。左胸は袋状のコンビニエンスポケットで、タバコなどの小物が湿気ないよう配慮されている。右胸はペン挿し付きの縦長ポケットで、現場作業を意識した合理的設計。デザインと実用性を両立する独自仕様。

ガチャポケ
DETAIL 03

ストームカフス

袖口に通常見られる剣ボロ(開き)を省いたカフスデザイン。機械作業中の巻き込みや引っかかりを防ぐ目的で開発された。作業時の安全性を高めると同時に、すっきりとした見た目も特徴。現場のニーズに応じた合理的な仕様。

ストームカフス
DETAIL 04

アクションエルボースリーブ

肘周辺に施された立体的なパターンや縫製により、腕の屈伸や回転動作がしやすくなる仕様。作業時の可動性を高め、負荷の少ない着心地を実現。あらかじめ動きを想定して設計されたこの構造は、現場向けワークウェアならではの工夫。

アクションエルボースリーブ
DETAIL 05

ストレインプルーフヨーク

背中のヨーク部分に施された特殊構造で、かがんだり荷物を持ち上げた際に背中の生地へかかるストレスを分散。日常的な動作を想定した設計で、ワークシャツとしての実用性を高めている。現場での着用を前提に考案された意匠。

ストレインプルーフヨーク
DETAIL 06

ショルダーヨーク & ベンチレーションホール

肩の動きを妨げないようにカーブを描くショルダーヨークと、衣服内の熱を逃がすために脇や肩に配された通気孔(ベンチレーションホール)。いずれも長時間の作業時に快適性を保つための工夫で、BIG YANKの機能美を象徴する仕様。

ショルダーヨーク & ベンチレーションホール